
実は木造住宅は大地震の振動によって柱が斜めになってしまい、家の軸となる梁や柱が平行四辺形に変形してしまいますが、壁材となる合板は影響を受けずそのままの形であるため、右図のようにズレが生じてしまいます。
地震によって生じるズレは釘の浮き上がりを発生させ、結果的に住宅の強度低下を引き起こします。
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耐震とは「震動に"耐える"」ような地震の揺れでは壊れない頑丈な構造で住む人や物を守ります。
実際行う工事は、建物の柱や梁に強度を持たせることによって激しい地震の揺れに耐えられる強靭・堅固な構造にすることです。
しかし、地震の震動を住宅に直接伝えてしまい、1995年の阪神淡路大震災以降、建築基準法の想定地震でもある1923年の関東大震災をはるかに超えるレベルの地震が起きており、後述する地震の揺れを建物に直接伝えない「免震」や「制震」が採用されることが多くなっております。
免震とは「震動を"免じる"」構造であり、地震の揺れを住宅に伝えないようにするものです。
工事内容は基礎部分に揺れを吸収するダンパーやアイソレータを設置し、その上に住宅を建造します。地盤からの揺れを建物に直接伝えにくくすることで住宅を地震から守りますが、地盤と住宅の間が震動を吸収する柔かい免震層のため、住宅内での人の動きなど住宅内部から発生する震動の影響を受けて揺れが生じたり、基礎部分に大掛かりな工事が必要となってしまうためコストがかかりすぎてしまうというデメリットがあります。そこで今注目されているのが次の「制震」になります。
制震とは「震動を"抑制"する」構造であり、住宅内に震動を吸収する機能を組み入れることによって地震の揺れを軽減します。
木造住宅では、地震の揺れの影響が大きい柱や梁と地震の影響を受けにくい壁などの面材の間に、地震の揺れ吸収する層を入れることによって建物の損傷を抑えます。
当社が施工する新築住宅においては、"ヴィスコエラスティック"と呼ばれる、厚さ1mmの制震テープを挟み込むことによって木造住宅の揺れを1/2以下に低減することができます。
それにより、地震発生時に通常の耐震住宅において生じる「釘抜け」や「耐震金具の緩み」を防止します。
高性能な"ヴィスコエラスティック"には様々な特長があります。
アーベルホームが建築する新築住宅にて採用している基礎工事の工法は直径13mmの配筋を150mm間隔で並べる事によって剛性を高めております。
(標準的な基礎の配筋の間隔は200mm~250mmです)
その耐久性の高い床全体で建物を支える構造によって、"耐震性のある"住宅を実現しています。
震度7の揺れが長時間続き、なおかつ余震が何度来ようと耐震性能が損なわれません。そのため、貼り替えなどの補修工事が不要です。
熱劣化の実験において「90℃の環境においても8000時間劣化しない」という結果がでており、通常の温度に置き換えると「100年以上劣化しない」ということになります。そのため、30年の長期性能保証を実現しております。
※地震発生時にヴィスコエラスティックが効果を発揮せずに柱や壁が損傷した場合に破損箇所を復旧いたします
("揺れ"に関する損傷のみ対応、地震に付随する津波や土砂災害には適用されません)
その高性能により日本全国で3,000棟を超える新築住宅に採用されており、既存住宅の耐震改修においても続々と導入されております。